ジブリ新人スタッフの給料が安い?どこも人件費けずりすぎー!
ジブリの新人スタッフの給料が安すぎると海外で指摘されているそうな。
記事を読んでみると、「動画」と「背景美術」の募集で経験は問わないとのこと。給与は「月額20万円以上」、賞与は「年2回」。研修期間が6ヶ月で、新人育成を前提にしている。
この条件なら安すぎるわけでもない気がする。しかしそれは日本に慣れきっている僕の感想だ。
ジブリの給料が安いとかどうとかよりも、全ての会社に対して思うことがある。
ずばり、
「人件費削りすぎ!!」
会社が一番お金をかけるべきなのは人件費だと思う。
プライベートも充実してこそ良い仕事ができる。会社に還元したくもなる。
ジブリみたいに大きな組織がまず夢をみさせなくちゃ、小さな組織はより小さくおさまってしまう。
某大手居酒屋チェーン(ブラック企業)でバイトをしたこともあるが、どうして人件費カットを真っ先に考えるのだろうか。
それが手っ取り早いからだろう。それが楽なのだ。
組織をまわすために、なくなく経費を削減しなければならない事情があるのは分かる。潰れそうな状況なら仕方ないかもしれない。しかし潰れそうで人件費をカットするくらいなら潰した方がマシじゃないか。
経営者による経営者のための組織ならば、人件費はどんどんカットすればいい。そこに人は集まらなくなる。経営者の儲け優先の組織は自然淘汰されてゆくのだ。
人件費をカットするよりも、いかに売上をあげられるかを考えるべきだろう。
サービス、品質を向上させる
↓
売上があがる
↓
人件費をかける
↓
サービス、品質が向上する
こんなプラスのサイクルこそが目指すべき姿ではないか。
人件費を削った瞬間から、マイナスのサイクルに突入する。
人件費をかければ従業員のプライベートが充実する。それだけで組織の空気が変わるはずだ。大抵の愚痴は根本を辿ればお金の問題がほとんどだ。
心の余裕が生まれれば、新しいことを考える余裕が生まれる。
より良くしようと考えられるようになる。クリエイティブな分野なら効果大だ。
人口知能の話題が頻繁にあがる昨今。つまらない単純労働は機械に任せられ、クリエイティブな仕事が中心になってきている。
どんどん楽しいことしよーぜ。
組織は人のためにある。社会のためにある。経営者個人のものじゃない。
組織は従業員で成り立っている。従業員一人ひとりが目的意識を持つべき。それが本来あるべき姿だろう。
日銭を稼ぎに行くためだけの組織じゃつまらない。
facebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏がハーバード大学の卒業スピーチで触れていたエピソードは僕も好きだ。
ジョン・F・ケネディがNASA宇宙センターを訪れた時のエピソードで僕の大好きなものがあります。ホウキを持ってる清掃員さんにケネディが何をしてるのかと訪ねたら彼はこう答えました。「大統領、私は人類を月に送る手伝いをしているのです」
NASAが清掃員にどれだけの給料を支払っているかは知らないが、NASAという組織の空気感がプラスであることは間違いないだろう。
店や会社を軌道に乗せる、お金が入るようにする。そのために人件費をあげる。
すべての組織がそうすれば、社会にお金が循環する。つまり景気が良くなる。
政治家に任せるより、組織が動きまくった方がよっぽど効果があるんじゃないかな。
積極財政でいこうぜ。
会社経営なんてしたことがない素人が、言葉のチョイスもよく分からずに書きました。素人が素人なりに思うことを書きました。ただそれだけです。
自分が経営者の立場になったときには、ここに書いた考え方で行動するって話です。
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