バカとつき合ってきた僕の話。
ホリエモンとキンコン西野氏の共著『バカとつき合うな』を読みました。
刺さりまくる内容でした。
それもそのはず。僕はバカとつき合ってきたから。そして僕が小利口なバカだったから。
僕は現在マジシャンとして活動していますが、子どもの頃からマジシャンを目指して一直線に進んできたわけではありません。
小学校4年生のときにマジックブームの影響をうけてマジックにハマり、そこからしばらくマジックを趣味として続けてきました。
しかしマジックを仕事にするという発想はありませんでした。どうしたらマジシャンになれるのかが分からなかったのです。教えてくれる大人がまわりにいなかったのです。
(マギー審司さんがマギー司郎さんの弟子になったときのエピソードを本で読み、将来マギー一門に入れるんじゃないかと空想したことはありましたが、その一瞬限りでした)
僕はマジックを含め、ものづくりが大好きな子どもでした。
親戚に建築士が多いこともあり、まわりの大人たちは僕の将来の選択肢として、建築士という職を提示してくれました。
僕の周りには高校→大学→就職という流れを辿った大人ばかりだったので、それが当たり前だと思っていました。そのレールの上にマジシャンという職はなく、特別な違和感も感じずに建築士への道を進むことになりました。
大学で建築を学んでいるときに転機はやってきます。
建築に心から熱中できていない自分に気づいたのです。
初めて自分を客観視できました。初めて社会を冷静に見られるようになりました。
世の中を見渡せば訳わからないルールが蔓延しています。そんな世の中を変えたいと強く思うようになりました。
そんな風に思っているやつがレールの上を走ってどうすんだ。常識に従ってどうすんだ。
という思いから大学を自主卒業。(親とすったもんだあり、直ぐには中退せずに休学期間もありました)
しばらく時間はかかりましたが、子どもの頃の自分を取り戻し、現在はマジック(たまにものづくり)をしています。
その時その時で一番興味のあることを!続けていきます。
世の中にはバカがたくさんいますが、ステキな大人もたくさんいます。
そんなスピード感の合うステキな人たちと一緒に楽しい人生にしたいですね!!
さて来月はマジックの大会が2つ控えているのでスピードあげて頑張ります。優勝しなきゃなー!
応援してね(^_−)−☆
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